直線上に配置


2009年3月から着工し、5月の祭礼には間に合わせたお宮さんです。
屋根はそのままで、基礎及び柱を交換と言う大変な難工事でした。
その使う材料も、欅や桧と言った銘木ばかり。
5月の祭礼も無事終了し、氏子様にも大満足して頂きました。

                  直線上に配置

  
解体前です。この曲がった物や、丸い物を忠実に再現いたします。

  
周りの濡れ縁を外し、床及び外壁を外しました。

  
柱も取り去り、屋根だけが中に浮いた状態です。
この時に暴風が吹けばひとたまりもありません。
一応筋交やロープなどで固定はして有りますが、それでも心配です。

   
いよいよ新しい丸柱を入れ込みます。
上から下に入れるのではなく、下から上にはめ込む為非常にやりにくい工事です。

  
欄干の部材で、一つ一つ手造りの為手間が中々大変です。
 
   左が丸柱の溝に欅の外壁を挟み込んでいます。右は濡れ縁の框ですね。
 
左が床の下地で、右が天井の格子天井です。
プレカットはいっさい使わずに、全て匠の技にて施行。
 
左が袖壁を付けている所で、右は一番の難関欄干の取り付けです。
丸の形で曲がっており、取り付けも大変です。まさに匠の技!

 
左が金具を付けているところで、右はほぼ完成の姿です。
 
幕も付きましたしいよいよ竣工式の準備です。
5月4日が竣工式及び餅まきで、5日に神様がお帰りになりました。
我が社としても、このような大変名誉な仕事が出来て、本当に嬉しかったです。
氏子の皆さんの、今後益々の幸せと繁栄を祈っております。





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